私のナイトはやくざ
和真さんから魔法にかかって・・・少しは落ち着いた。


おうちに着くと・・・


絵にかいたような、THE やくざって感じだった。


強面の人が何人もいて、私たちが歩く横で頭を下げている。

私は頭を下げてもらうひつようなんてないのに・・・


『あっあの・・・皆さん頭をあげてください・・・
 和真さん、皆さんに言ってください』


「わりーな。こればっかりは無理だ。
 これには真由も慣れろ・・・」

そう言われては・・・何も言えない・・・


『すっすいません。皆さん、こんな遅い時間に・・・
 ごめんなさいね…』

私が頭を下げて、声をかけると、強面の人たちは不思議そうな顔をしている。


「おめーら・・・こいつは真由。俺の女だ。
 なんかあったら頼むぞ。

 まあ・・・おもしれー奴だろ。」


「「かしこまりました・・・」」

皆さんがいきなり言うからびっくりだ。
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