私のナイトはやくざ
『そっそんな・・・恥ずかしいです』

「真由美さんは本当に和真にはもったいなくらいの女性です。
 これからは、和真だけではありません。
 私もあなたをすべての事から守りますかね…」

『お父様・・・ありがとうございます。
 こんな私にそんなにもおやさしい言葉をくださいまして・・・』

「真由美さんは素敵な女性です。自信を持ってください。」


「あたりめーだ。俺が選んだ女だ。一流にきまってんだよ」


「和真・・・大切にしろよ。

 あと、これが私の連絡先になります。秘書と言えば分かりますかね…
 これに連絡してください。何かあったら、絶対に・・・」


そういうと、名刺を一枚渡された。


「真由・・・親父に連絡することなんてねーからな。
 俺に連絡しろよ・・・」


『うっうん。』


「和真も真由美さんの前じゃ子供だな。
 あれだけの組織を束ねているお前も、惚れた女の前じゃただの男ってことか」

「わりーか・・・」

「いや・・・それだけ、惚れている女に会えのはいいことだ。
 俺とあいつみたいにな…」


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