夢の外へ
お気に入りの甘いフルーツの香りがするボディーソープで躰を洗いながら、少しだけ千景が使っているものを物色した。
ふーん…。
このボディーソープ、結構有名なシャンプー会社のヤツだよね。
シャンプーとリンスはこれなんだ。
夢中になっていたのが悪かったかも知れない。
気づかなかった。
千景がすぐそこまできていたことに。
「明日香」
その声に視線を向けると、千景だった。
「えっ…」
ガラス越しに裸、一応泡で隠しているから大丈夫…な訳がない。
何で?
何でいるの?
寝てたんじゃなかったの?
ガチャッ
バスルームのドアが開いたのと同時に、千景が中に入ってくる。
ふーん…。
このボディーソープ、結構有名なシャンプー会社のヤツだよね。
シャンプーとリンスはこれなんだ。
夢中になっていたのが悪かったかも知れない。
気づかなかった。
千景がすぐそこまできていたことに。
「明日香」
その声に視線を向けると、千景だった。
「えっ…」
ガラス越しに裸、一応泡で隠しているから大丈夫…な訳がない。
何で?
何でいるの?
寝てたんじゃなかったの?
ガチャッ
バスルームのドアが開いたのと同時に、千景が中に入ってくる。