血塗れの蝶
「俺様は、大友 和輝や!!
特攻隊長やってんで~?」
(おおとも かずき)
そう言って目の横でピースした。
『あたしは、藍桜 美王。
桜神の総長をやっていて、藍桜組の
娘だ。力もそうだが、
銃の扱い、剣の扱いも慣れているからね。』
「そうそう。コイツなぁ~、スカートの裾に
銃隠し持ってんやで?怖いやろ~?」
そう言って和輝は、あたしの頭を
ポンポンッと叩いた。
『なんかあってからじゃ、遅いし。
スカートの裾だったら、ヤろうとしなきゃ
見えないから。』
そう言ってあたしは、スカートを
少しだけあげた。
ブブブブーーーーー。
おぉう!!?
みんな急に鼻から血をだした。
いわゆる、鼻血というものを・・・。
「美王、今の、刺激が、強すぎる・・・。」
途切れ途切れに言う晶。
刺激?何のことだろう?
あたしは晶の言ったことを
理解できなかった。
この後は、お祝いをして、眠りに
ついたのは、日が昇った頃だった。
―――――――夜。
ザザァァァ‐‐‐‐‐。
波は、あたしの方へきたり、引いたり。
『今日は満月か・・・。』
空を見上げながら、あたしは言った。
あたしはこの場所が好き。
静かで、誰もいないから。
誰も傷付けなくて済むから。
心が癒されるから。
海が好きだから。
あたしは、フッと小さい頃のことを
思い出した。
作詞。
いつも頑張ってやっていたあたし。
やっと完成した唄。
その唄に「想い」を込めて歌うと、
完成する。
でも、あたしは、「想う」ことが
出来ない。
いや、知らないんだ。
「思う」ことは出来るのに・・・さ?
特攻隊長やってんで~?」
(おおとも かずき)
そう言って目の横でピースした。
『あたしは、藍桜 美王。
桜神の総長をやっていて、藍桜組の
娘だ。力もそうだが、
銃の扱い、剣の扱いも慣れているからね。』
「そうそう。コイツなぁ~、スカートの裾に
銃隠し持ってんやで?怖いやろ~?」
そう言って和輝は、あたしの頭を
ポンポンッと叩いた。
『なんかあってからじゃ、遅いし。
スカートの裾だったら、ヤろうとしなきゃ
見えないから。』
そう言ってあたしは、スカートを
少しだけあげた。
ブブブブーーーーー。
おぉう!!?
みんな急に鼻から血をだした。
いわゆる、鼻血というものを・・・。
「美王、今の、刺激が、強すぎる・・・。」
途切れ途切れに言う晶。
刺激?何のことだろう?
あたしは晶の言ったことを
理解できなかった。
この後は、お祝いをして、眠りに
ついたのは、日が昇った頃だった。
―――――――夜。
ザザァァァ‐‐‐‐‐。
波は、あたしの方へきたり、引いたり。
『今日は満月か・・・。』
空を見上げながら、あたしは言った。
あたしはこの場所が好き。
静かで、誰もいないから。
誰も傷付けなくて済むから。
心が癒されるから。
海が好きだから。
あたしは、フッと小さい頃のことを
思い出した。
作詞。
いつも頑張ってやっていたあたし。
やっと完成した唄。
その唄に「想い」を込めて歌うと、
完成する。
でも、あたしは、「想う」ことが
出来ない。
いや、知らないんだ。
「思う」ことは出来るのに・・・さ?