血塗れの蝶
『バイバイ~!!』
手を振りながら、あたしは言った。
『もう出てきてもいいよ?』
隠れていた龍平にそう言うと、
ヒョコッと龍平が顔をだした。
「さっきのおっさん、誰?」
『あたしのマネージャー、つーか・・・。
あたしの歌を投稿しろしろ、うるさいおっさん。』
「・・・いい歌だと思ったけど?」
横目であたしを見ながら、龍平は言った。
『なにかが足りないんだもん。』
「何かって?」
『わかんないから、苦労してるの・・・。』
溜め息混じりであたしはそう言った。
「・・・さっきの曲名は?」
『クスッ I LOVE。』
「あい・・・ラブ?・・・ね。」
龍平はそう言うと、視線を空に向けた。
「もう1回、歌ってよ?」
『違うのでいい?これなら
完成してるから・・・。』
「ん?いいよ・・・。」
龍平はそう言って、あたしに微笑んだ。
もう1曲の名前は・・・。
「血塗れの蝶」――――――。
~~♪~~♪
「上手いじゃん!!どこが
欠けてるの?」
『なにかが足りないの!
それがなにかわかるまで、
あたしは投稿しない・・・。』
冷たく龍平にそう言った。
「ふぅ~ん?」
龍平は、横目であたしを見ながら、
そう言った。
「ってか、美王のマネージャーって何?」
やっぱり、そこ気になりますか・・・?
『んとね?ある場所で、歌ってたら
スカウトされた。』
「マジか!!?」
驚いたように龍平はそう言ってきた。
・・・コイツだったら、バラしたり
しなさそうだし、言ってもいいか♪
『黒蝶って言うアイドル、知ってる?』
「物凄く知ってます!!」
『・・・それ、あたし。』
「・・・えぇ~!!!!!?」
『うるさいんだけど!?』
「ごめん。・・・マジで?」
手を振りながら、あたしは言った。
『もう出てきてもいいよ?』
隠れていた龍平にそう言うと、
ヒョコッと龍平が顔をだした。
「さっきのおっさん、誰?」
『あたしのマネージャー、つーか・・・。
あたしの歌を投稿しろしろ、うるさいおっさん。』
「・・・いい歌だと思ったけど?」
横目であたしを見ながら、龍平は言った。
『なにかが足りないんだもん。』
「何かって?」
『わかんないから、苦労してるの・・・。』
溜め息混じりであたしはそう言った。
「・・・さっきの曲名は?」
『クスッ I LOVE。』
「あい・・・ラブ?・・・ね。」
龍平はそう言うと、視線を空に向けた。
「もう1回、歌ってよ?」
『違うのでいい?これなら
完成してるから・・・。』
「ん?いいよ・・・。」
龍平はそう言って、あたしに微笑んだ。
もう1曲の名前は・・・。
「血塗れの蝶」――――――。
~~♪~~♪
「上手いじゃん!!どこが
欠けてるの?」
『なにかが足りないの!
それがなにかわかるまで、
あたしは投稿しない・・・。』
冷たく龍平にそう言った。
「ふぅ~ん?」
龍平は、横目であたしを見ながら、
そう言った。
「ってか、美王のマネージャーって何?」
やっぱり、そこ気になりますか・・・?
『んとね?ある場所で、歌ってたら
スカウトされた。』
「マジか!!?」
驚いたように龍平はそう言ってきた。
・・・コイツだったら、バラしたり
しなさそうだし、言ってもいいか♪
『黒蝶って言うアイドル、知ってる?』
「物凄く知ってます!!」
『・・・それ、あたし。』
「・・・えぇ~!!!!!?」
『うるさいんだけど!?』
「ごめん。・・・マジで?」