踏み台の女神
並んでベンチに掛け、グラスに残っていたカシスオレンジを飲み干した。


目の前には真っ黒な海が広がっている。


そのまま視線を上へ移すと、相変わらず無限のような星空がある。


安永さんも同じように空を眺めたのか

「さすが、明かりが無いと星がよく見えますね」

と言う。


「そうですねぇ。


流れ星も見えるかもしれませんね」
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