踏み台の女神
ねこさんが何やら意味ありげな目でこちらを見ている。


黒く澄んだ目で、いたずらっぽく笑っている。


「こないだ、お祭りのとき、2人であんな所まで行って、何してたのさ?」


「別に。何もしてないよ」


「ほんとかなぁ?」


ますますいたずらっぽい目になって言う。
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