あなたの手でかかる魔法




いつものお店
あなたはパスタセット。
私はカフェオレを。

ゆっくりとカフェオレを飲みながら
あなたが食べている姿を眺める。

『お腹空いてたのに食べずにすぐに連絡くれたんだ……』


あなたが愛しい。


他愛もない話で少し談笑して
いつもの店を出て
いつものホテルへ。

手を繋ぎ向かうのは何度目でも気恥ずかしい。




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