遊びじゃない

帰るって言ってもまだ6時をほんの少し過ぎたところで…。

もちろん電車が走ってないわけでもないし、タクシーだってつかまるだろうけど。

「別に焦って帰んなくていいんじゃない?朝ごはんでも食べてきなよ。」

「そんな図々しいこと…」

「責める相手もお互いいないんだしさ。」

「それはそうだけど…」

「それに、今さらだよ。」

そういって視線が合うと、お互いフッと笑ってしまう。
立ち上がりながらソファに座るように促すと、荷物を床に置いたゆうがおずおずとそこに腰掛ける。

「二日酔いはどう?」

何があったかな、と考えながら冷蔵庫をのぞきながら聞く。

「う~ん、頭が痛いかな…胸焼けとかはないんだけど。」

じゃあ普通に食べれそうだし、私もお腹空いてるからがっつり和食にしようかと考える。
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