遊びじゃない
「じゃあなんで?」
「は?」
「なんで作ってくれたの?」
何でって……。
特に意味はないと思うけど…、まだ朝早かったし、私もお腹空いてたし…。
明確な理由を挙げられないまま考えていると、「ご馳走様でした。」とニコニコしながら食器を流し台に置きながら頭を下げられる。
「次の彼氏には作ってあげたらいいよ。彼氏には作らないで、ただの同僚には作ってあげるじゃもったいないし。」
「そういう問題?」
「うん、僕は想像できたもん。結婚を考えられないって、想像できないってことだったんじゃないの?」