遊びじゃない
「想像……。」
そうなのかな…。
想像できなかったんだろうか?2年も一緒にいて、数え切れないほど一緒にご飯を食べて、街を歩いて、肌を重ねたのに…。
ご飯を作ってあげたり、部屋を掃除してあげたり、洗濯したり…そういう家庭的なことをしないと、私との未来が想像できない?2年も一緒にいて?
じゃあ私は想像できていたのかというと、確実にそうだとは言い切れなくて。
余程難しい顔をしていたであろう私に、また勝手に焦った男が気が付いたように首をぶんぶんと振る。
「あのっ、違うよ?まおちゃんとのを想像したとかじゃなくて……上野さんとか想像したんだよ?社食でどうぞってお皿を渡されたりするのって、疑似体験できてるんじゃないかって嬉しくなっただけで。」
…だから、ほんっとどうでもいいって。