遊びじゃない
室内にいると日差しがぽかぽか気持ちよくて、ついウトウトしてしまいそうな小春日和。
こうやって部屋で一人何もしていなくても、麻生さんのことを思い出すことはなくて、我ながら切り替えの早さに呆れている。
だって考えたって仕方がない。
あっちはただのセフレのつもりで、好きなんて一言もいわれてなくて、騙されたっていうのとも少し違う気がするし…。
私だって元彼と別れたときには寂しい気持ちがあったのに、麻生さんに関しては寂しいより悔しい気持ちのほうが多くて。
悲しくて、寂しくて立ち止まってしまうより、悔しくて腹が立っているほうが前に進む動力になっているような気がする。
まあ、それもこれも5割以上はゆうのお陰ってこともあるんだろうけど。
あれから3日と空けずに一緒に飲んで、かみ合わない会話に笑って、時には眼鏡ネタでゆうを苛めて…私が考え込む時間を減らしてくれた。