遊びじゃない
結局、ゆうの持ってきたワインもチューハイもあっという間に二人で飲み干し、うちにあったマッコリを飲み始める頃には、ゆうよりも私の滑舌のほうが悪くなっていて。
「なんかれ、いいらぁって…みおり、しあわせそうらから…。わたし、この先ろうなるのって…おもって…。」
テーブルにもたれてブツブツと同じコトを繰り返してるのに、わかってるのかわかってないのか、うんうんと頷きながらマッコリを啜っているゆう。
この間朝食を一緒に食べた時と同じように、小さいテーブルに斜め同士で座るゆうの足は崩されないまま正座を保っている。
「あんた、らくにしらさいよ…。」
いつまでもかしこまってる男が気に食わずに、足をペチンと叩くために身を起こすと、お酒のちゃんぽんで限界まで弱った頭がふらついて…
そのままラグの上に倒れこんで、動こうにも鉛のように重くなった体は全く言うことを聞いてくれない。