遊びじゃない

ヘラヘラ笑いながらコンビニの袋からそれらを取り出してる時の気持ち悪さったら…。

あまりのことに愕然としている私の様子に気がついたゆうは、みるみる間にさぁーっと血の気が引くように表情まで失くしていく。

やっと自分の気持ち悪さに気がついたらしい。いくらなんでもここまで気が付く?とさすがに引くわ。

「なんか足りないっ?あ、あれかな?おりものシート?あれも必要だった?」

「ちがうわっ!」

っていう相変わらずな会話をして、それからちょうど見計らったように届けられたピザを食べて、順番にお風呂に入って…現在に至る。

ベッドの上で両手を広げたままのゆうは、どうやらお姉さん二人にかなりの教育をされていた、もとい、パシリにされていたようで、あんなにも女子の必要物品に詳しかったということ。

だから彼自身は当たり前のことで、気持ち悪く思われてるなんて爪の先ほども感じていないでしょうよ、きっと。

そう思い至ると、気持ち悪いと一蹴するのも少し可哀想な気もしてくるし、なしくずし的なこの状況もまあいいかと思ってしまう。


それにしても……。
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