遊びじゃない
ほんとは近くのカフェで私も一息つきたかったけど、「早く結果を聞かせて」「それはなんの薬なの?」云々言い続けて止まらない男とカフェなんてとんでもないと思いとどまった。
こんなに空気の読めない男はむしろ公害だ。
「そんなの私だって知らないよっ。でもとりあえず妊娠はしてなくって、このダルイ感じとかも微熱もイライラもぜ~んぶホルモン様のなせる業ってこと!それで、このお薬をちゃんと飲んでたら生理もくるし、その症状も治まるはずなの!」
「……イライラは違うんじゃ…」
「なにっ?」
「なんでもないです。」
軽く睨みつけると、「コーヒー淹れよかな」なんて言いながらいそいそと台所に向かう。
それにしても…ほんとにそれで生理がちゃんとくるんだろうか。