遊びじゃない
「私……麻生さんのこと、好きです。」
崩壊した私の頭は、すでにその場の状況をよんだりするほど高度なことはできないようで、密着したまま熱い瞳で上から見つめられて、熱に侵されたようにぼうっとしたまま口から零れ出る。
まるで私がそう言うのが分かっていたように、見つめたまま照れたように笑いながら「嬉しいよ」って更に私を引き寄せる。
その笑顔と、くっついた体から伝わる温かさとか、鼻をくすぐる男らしい香水の匂いに心臓が飛び出しそうなくらい加速する。