遊びじゃない

予想に反して…私の不安は杞憂に終わったようで。


それは、私がメールを送信した翌日には麻生さんからお誘いのメールが業務中に舞い込んだからで。

意外な展開に自分でも俄かに信じられない。

だって社内いちとは言わないまでも、3本の指には入るくらいの人気物件が、こんなにすぐに連絡してくるとは。

…美味しい食事と少しのワインで股を開いた女だよ?
麻生さんならそんな女は選り取り見取りのはずなのに、だよ。

『明日予定ある?』

そんな短いメールに、普段の私通り『ないです』と用件だけ返すと、『よかった。

じゃこの間と同じ時間に同じレストランで』と即レス。


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