遊びじゃない

これでSEXなしだったりしたらほんとに吃驚するけど、そんなに若くもない私はそんな展開にならないことは重々承知で。

お気に入りのレースが贅沢な下着と、脱がせやすいワンピース(前回はなかなか脱がされなかったけれども)で武装して出勤する。

月末でもない限りうちの部署では残業なんて滅多にない。誰か不運な人が時々課長に仕事を頼まれるだけ。


…それなのに、今日もまた。

「ごめんね、いつも。」

ヘラヘラ笑って頭を掻きながら頭を下げる草食系。

もっと早く来ようと思ってたんだけど、と消え入りそうな声で言い訳を始める中野雄大をギラリと睨みつける。

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