涙が途絶える日まで

久しぶりに語ろうってことになって、

家の近くの公園に来た。

そしたら・・・

『三浦と・・・・?』

「彩部じゃない?」

來・・・弥?

うっそ。

こんなとこで会えるなんて!

へへ。

運命感じるよね///

『わぁっ!』

「チュッパ。好きでしょ」

なんで來弥が?

3つのチュッパチャプスを投げられた。

でも嬉しいからいいやっ♪

『ありがとう。あ!』

私は前に來弥のために

買ったお土産を手渡した。

「いらなーい」

え・・・・?

な、なんで?

どうして?

『なんで・・・?

 せっかく買ってきたのに』

「うん、いらないってば」

そん・・・な。

『分かった!じゃあ梓あげるよ』

「え・・・?いいの?」

『うん。來弥、いらないんだって。』

「あ、ありがとう。」

私と梓が話してるとき

三浦は・・・・



「まじでいーの?」

「おう。」

「好きだったんじゃ・・・」

「いーんだよ。自分のが大事。」

「そか。」



『じゃっ、帰ろう梓。』

「あ、うん。」

なんか、嫌な予感がする・・・。

ブーブーブー

「留美?」

『えっ?あ、私だ。』

ゴツッ

「え!?ちょっ!」

『・・・んで』

「る、留美?」

『なんでよぉー!』

「メール、見ていい?」

コクンとうなずく。

「・・・っ!!留美・・・」


<別れよう>


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