涙が途絶える日まで


はぁ。

メールは・・・。

来てない。

現在7時。

帰宅してから1時間がたとうとしてた。

全然会えないじゃん。

ブーブーブー

<外、出てきて>

なによぉ。

やっとメールきた。

お母さんには外で素振りしてくるといって

ラケットを持って外に出た。

駐車場側かなあ?

『あ・・・。』

「おぅ。」

なんか髪の毛濡れてない?

てかすごいさらさら・・・。

じゃなくて!!

すこし早歩きで來弥の元に行く。

身長・・・同じくらい?

でもスラっとしててジャージ姿。

肌もきれいだし

イケメンじゃん?

「あのさ・・・っ!」

『ん、ん??』

いきなり話さないでよ!

ビックリするじゃん。

「2人で会うの初めてだよね。」

『そうだね!』

「うん。」

・・・。気まずい。

あ、

『お風呂入ったの?』

「うん。

 でも走ってくるっていって家出てきちゃった」

『お風呂入ったあとなのに?』

「うん」

『えーおかしいよー!』

あははってやっと笑えた。

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