アナタの“魂-KOKORO-”いただきます



『レノはスゲーんだ。僕はレノを尊敬してる。普通の貴族のお坊っちゃん、お嬢ちゃんはさ、能力もないくせに出世ばっかして、役に立たないやつばっかなんだよ。でも、レノは違う。』




ネクは目をキラキラさせながら、話していた。







『そういえば、レノのやつは?』




ウォッカが辺りを見回す。







『朝から見てないよね、何か知らないの?千明ちゃん。』




ネクは千明を見る。




『いや…昨日、レノを怒らせちゃって……』




『え?』

『は?』


ネクとウォッカがポカンとしている。






< 79 / 93 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop