アナタの“魂-KOKORO-”いただきます
『レノはスゲーんだ。僕はレノを尊敬してる。普通の貴族のお坊っちゃん、お嬢ちゃんはさ、能力もないくせに出世ばっかして、役に立たないやつばっかなんだよ。でも、レノは違う。』
ネクは目をキラキラさせながら、話していた。
『そういえば、レノのやつは?』
ウォッカが辺りを見回す。
『朝から見てないよね、何か知らないの?千明ちゃん。』
ネクは千明を見る。
『いや…昨日、レノを怒らせちゃって……』
『え?』
『は?』
ネクとウォッカがポカンとしている。