隣のあのコ


彼女は、要はあれだ。
海人の元カノらしい。

しかも、別れたて。
しかも、まだ忘れられずにいる。
まぁこの辺はあくまで憶測なんだが。

海人を知る人物にあまり会いたくなかったのだろう。顔がそう訴えていた。


「ねぇ、あのさ…」


でも、そんなこと俺にはあまり関係ないこと。
むしろ、ラッキーなくらいだ。


「二人で抜け出さない?」




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