[改良版]小学生と暴走族【夜桜】



しばらく歩くと倉庫についた。


するとすぐに降ろされる。


やっと降ろされた……。


私は両肩をぐるぐると回した。


圭一はドアを開けて中に入る。


私もそれに続いて入った。


開けてすぐのところには櫂がいた。


「お、今日もきたんか幼……」


「くたばれ!」


言い終わる前に櫂の股間を思い切り蹴り上げた。


「青、櫂は転がしといていいからこっちこい」


圭一に別室に手招きされる。


私は素直に従い櫂を乗り越えて圭一のところまで行った。


「思い切り蹴りやがって……」


なんだ、もう起き上がったのか。


櫂がドアを閉める。


私は部屋にあったソファに座らせられた。


ランドセルを近くに置く。


櫂と圭一が前のソファに座った。


そして圭一が口を開く。


< 27 / 325 >

この作品をシェア

pagetop