cafe au lait


「なんか……胤くんのキス甘くて美味しい」


「愛情こめてますから」



 湿った唇の端が少し上がる。

 すると、彼はもう一度キスをしてきた。



「……トーコさん」

「胤くん」




「十和子、好きだよ」




 キスの合間に囁くような甘い声。


 全身を締め上げられて、微電流がながれだす。

 手足が痺れて、脳内も痺れていく……遥斗の“十和子”を消してくれそうな予感がする。



「俺だけのモノ。大切なトーコさん」






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