cafe au lait
「うっ、うん」
ニコニコ顔の胤くんの後ろには「あんた誰よ?」と睨む女子たち。
こっ……恐い。
おうちに、帰りたい。
「トーコさん、あそこの席があいてるから座って」
さあ、と彼の腕が私の腰に回ると……視線は鋭さを増す。
いっ……痛い!
しかも、そこにはファンタジーな椅子が私を待っていた。
「昼食は? トーコさん」
「あっ、まだだけど……」
ファンタジーな椅子に浅く座ると、テーブルにメニューが置かれた。
彼はもう一度微笑むとカウンターへ戻っていってしまった。