墓場が似合う女神へ手を伸ばす


私が支える国ごと――


「ロードの荷物が増えるのは嫌でしたが、その分、私が余分に頑張ればいいと結論を出しました。誰も不満を抱かない、不公平がない国の在り方。皆が納得する選択と決断。統一者として完璧なる形を持って、ロードに流れる負担をなくしました」


持ちつ持たれつな仲、支え合うことができる人としての形。


「今はだいぶ楽なものですよ。屋敷ではなく王女に相応しい城を建てよう、また昔のような活気ある城内を――などとした声もありましたが、どうにも私は無欲でしてね。親譲りと言いますか、親以上にそのお金を民に回すべきだと考えてしまう」


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