墓場が似合う女神へ手を伸ばす
「何があっても、あなたの隣にいますから――」
例え、あなたがいなくなったとしても。
「絶対、ぜったい……俺はあなたのお傍から離れません……!」
儚いからこそ美しく、今にもどこかに飛ぶ綿毛を見るような気持ち。
全てを背負い込み、知らない内にどこかに行ってしまうような彼女の手を掴む。
「だから、俺もあなたを支えたい。あなたがもう、そんな気持ちにならないように……」
黄昏時。
彼岸の先を懐かしみ見て、踏み出してしまうような切なさがあまりにも怖くて――
「いますから、ここに。あいつがいない時には俺が……、いたとしても負けないぐらい、あなたを守ります」