私と彼の不器用な恋愛~続編 完結!(加筆修正中)
「可愛い!!順どうしたのこれ?」

「冴英の誕生日祝い。受験終わってから即効、バイト始めたんだけど間に合わなくて、お陰で誕生日に冴英にも会えねぇし。そうこうしてる内にあんな事になっちまったろ?」

と照れたように話す順

「ありがとう、順。すごく嬉しいよ」

貸せよと言って私から小箱を取ると

「左手出せ。本番はもっとでけぇの買ってやるな」

と言いながら薬指にはめてくれる

日に焼けた手だけどリングがはまるだけで急に女の子らしい手に見えるのは私の欲目だろうか

「順、嬉しいっ!」

って抱きついたらそのまま逆に押し倒された

「なっ?こういう時の為にオレは一人暮らししたんだよ」

と言うと私の首筋に唇を這わす

「やっ…順…」

「冴英、ここはオレらのマンションと違って壁薄いからな」

と言ってニヤリと笑った



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