私と彼の不器用な恋愛~続編 完結!(加筆修正中)
ホットミルクを飲み干して落ち着いた私は帰ろうと思って立ち上がった

けれど出来なかった

順が私の腕を掴んで抱き寄せたから

そして私が驚いて順の顔を見上げるとそのままキスされた

咄嗟に今日見た光景が過って順を突き放した

「順、彼女いるじゃん」

「彼女?」

「今日、手繋いで歩いているの見た」

「あぁ、アイツとは付き合ってないから。それにアイツのお陰で大切な事気づけたから」

「大切な事って?」

「オレがこういうことしたいのはお前だけだって事」

「えっ?」

って声に出して言う間もなくまたキスをされた
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