火星人門田さん


僕も美香も普通のペースで食べていた為門田さん親子の方が圧倒的に早く食べ終わると僕達のが取れないと分かると諦めひっくり返った。



息子は、ひっくり返ったまま携帯小をカチャカチャやっていた。



美香は、不思議に思ったのか聞いてきた。



「何見てんの?」




「携帯小説だよ。分析してくれてるんだよ。」



「お姉ちゃん、浮気チェックもしたけど、飲み屋のお姉ちゃんの営業メールばかりだったよ。

だけど、お姉ちゃんも見かけによらずおっぱい大きいね。

形も綺麗だよ。」



「おい!何見てんだよ!」



「何ってデータに入ってるからみるよ。
二人共エッチだなぁ」



美香は、開き直ったのか知らんぷりして聞いてきた。



「で、英男の携帯小説は、他と比べてどうなの?」

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