元恋人の甘い痛み【完】
「…もう…っや…めて…」
「優里、俺はお前が欲しい。好きだからこそ、触れたいんだ」
「……っ…」
優里の着ている制服を脱がせ、下着姿にすると、頬を真っ赤に染めながら半泣き状態で見上げる優里。
そんな目で見るな。一気に理性がぶっ飛びそうになる。必死で堪えてる俺の身にもなれ。
ここで強行突破したら、優里に嫌われるかもしれない。それだけは避けたい。
「優里…好きだ。大好きだ」
俺は優里の白く肌触りの良い頬に優しく触れ、触れるだけのキスを落とした。