元恋人の甘い痛み【完】
暫くして料亭に着くと、和食や鍋を食べながら会話を楽しむ。
隆之は雷牙と違って話すのが上手で、沢山の話を聞かせてくれる。
雷牙は口数が少なくて……
どうして雷牙が出て来るの?
あぁ、さっき車に乗る時に視線が合ったからね。最後に見たのが雷牙だったから、脳裏を過ったんだわ。
「ここの鍋料理、美味しいわね」
「あぁ、美味い。よく来るんだ」
「そうなの」
二時間くらい掛けて食べ終えると料亭を後にし、隆之の住む部屋へと向かった。