元恋人の甘い痛み【完】

料亭から隆之の家は近く、十分程で家に着き車から降りる。


隆之の家はハイツの二階で、何度か来た事がある。内装まではよく覚えていないけれど、綺麗にしていた記憶はある。


「どうぞ、入って」

「お邪魔します」


玄関でヒールを脱ぐと部屋へ上がり、リビングのソファーへと鞄を置いた途端、背後から抱き締められた。


「私、お風呂に入らなきゃ」

「そのままで良い」


レディファーストな所に加え、セックスとなるとこういう強引になる所がまた好きでかれこれ一年も続いてるんだと思う。

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