元恋人の甘い痛み【完】

優里、お前の事になると正気ではいられなくなるみたいだ。


お前を傷付ける奴は問答無用で俺が絞める。


お前を傷付けておきながら言えた立場じゃない事は重々理解しているつもりだ。


説得力が無い事も分かっている。


だがこうして、お前の事を守るくらいはさせてくれ。


お前に嫌われて様と構わない。


憎んでくれて構わない。


ただ、これからはお前が極力傷付かずに済む様に、守らせてくれ。
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