元恋人の甘い痛み【完】
「…はぁ」
私は私で今日は散々な日になりそう。
財前との事は決心したものの、不安はあるし、出来れば関係を持ちたくないのが本音。いくら腹をくくったとはいえ、心は躊躇してる。
どうにか言い逃れが出来ないかと、不可能な事まで考えてる。
もしこれを雷牙に言ったとしたら、きっと脅しなんかに振り回されるなって言うと思う。スキャンダルとか何でも受けて立つって言いそう。
一流ホテルであるジュオールの社長だもの、スキャンダルはまずいと思うし大事になると思うから、それだけは避けたい。
私が自己解決したらまるくおさまる。
それでいい。