元恋人の甘い痛み【完】

雷牙ったら心配性なのかしら。


風邪くらいでこんなに心配する人初めて見た。


雷牙の心配が心地良いなんて、私っておかしいわよね。全然嫌じゃなかったし、寧ろ嬉しかった。


「…ダメダメ。余計な事は考えない様にしなきゃ」


邪を振り払う様に首を左右に振ると、ソファーへと横になりテレビを見ながらぼーっとする。


熱が割りと高かったけど、雷牙の小まめな連絡のお陰で寂しくなかったな私。


寧ろ雷牙が早く帰って来てくれて嬉しかったり、乙女な私になってしまってたくらい。
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