元恋人の甘い痛み【完】

どれくらいの時間が経ったのだろうか。カーテンの隙間からは光が差し込んで部屋が明るくなっている。


もう朝なのね。こんな広い部屋で一人にするなんて、雷牙が帰って来たら文句言ってやる。


帰れなくなる程飲むのもダメ。自分の限界を知らなきゃ、これからもまた同じ様になるわ。


ベッドから降りてリビングへと入り、時計を見たら六時半になっていた。


雷牙は何時頃に帰って……――。


その時、ドアの鍵が開く音がした。


雷牙が帰って来た?
< 611 / 709 >

この作品をシェア

pagetop