いじわるな君に恋をする


朔弥は私の頭から手をどけると、凌くんに言った




「凌、お前の好きなやつって、百合だろうが。
まさか、心変わりとかしてねぇだろうな?」



「してねぇよ…」



「だったら追いかけろ!悪ぃけど、今のお前は最低だ!少しは百合の気持ち考えろ!」




朔弥が怒鳴った…!?




うわぁ…レアだよ、これ…




なんて、思ってる場合じゃなかった




「…なにしてんだよ、早く行けよ」


「っ…」




凌くんは百合の走っていった方向に足
進めていった



そのスピードはだんだん早くなって、最後には走っていった




凌くん…


凌くんしか、百合のこと任せられないんだよ


百合も、凌くんじゃないとダメなんだよ



だから



「上手くいくといいな…」







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