『主夫』だって『恋』してますけど何か?


「いい加減離してよ。」

優さんが男前を睨みながら言う。


「ああ、ごめん。」

男前は微笑みながら謝る。



かっ・・・格好いいじゃないか。


思わずトキメキそうになったぜ!



じゃなくて・・・・・



てめぇ、何優さんの柔らかくて
綺麗な手を握ってたんだコラァ!!

俺なんて一年くらい
握ってないんだからなぁぁぁ〜!!!



・・・・なんて言えずに
男前を愛想笑いで見た。



「初めまして。
優さんの会社にお願いして
今、一緒に仕事させて貰ってます。
グローバルライン株式会社の
藤堂肇と申します。」

男前は爽やかな笑顔で
俺と瑠美さんに名刺を渡してきた。


なんだ、仕事相手か!


「どうも〜
優がお世話になってます!
優の母です。
瑠美って呼んで下さいね♪」

瑠美さんはうっとりしながら
自己紹介している。


あれは、韓流スターを見る
おばちゃん達と同じ顔だ・・・・


瑠美さん・・・
瑠美さんまでそんなに
うっとりするほど
カッコイイですか?



「・・・・初めまして。
優さんの夫してます高松和樹です。
このコは息子のカイトです。」


あっ夫してますって
おかしかったかな・・・・



「・・・・・あぁ、君が優の!」

藤堂さは、一瞬ニヤリと笑って
俺を見た気がしたけど、それよりも
優って呼び捨てしなかったか今。



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