『主夫』だって『恋』してますけど何か?
「茜さん、隣いいですか?」
和樹が入って来た女性客を
茜の隣に座らせていいか聞く。
「いいよ〜」
茜は笑顔で返事して
優と話し出した。
そこへ先程の女性が近いていく。
「あっ・・・・こんばんは!」
カウンターに来た女性は優を見て
驚きながら挨拶をした。
(・・・・・誰?)
優はまさか自分を知っていると
思っていなかったので驚きながら
まじまじと顔を見つめた。
「・・・・・・・・ああ。
こんばんは。
いつも娘がお世話になっています。」
立ち上がりお辞儀をしながら挨拶をする優。
(マリンの先生か・・・・
いつもジャージだから解らなかった。)
女性は毎朝バスでマリンを
迎えに来る、幼稚園の先生だった。
それから昔からバーの常連客の
一人だった事を知った優。
(・・・・昔からここに来てたんだ。
じゃぁ和樹とも・・・・)
茜と先生の会話を聞きながら考えた。