『主夫』だって『恋』してますけど何か?
<優Side>
ブゥゥゥーン・・・・
「・・・・・・・・・・・」
静かな車内。
(気まずい・・・・
さっき車で和樹と
キスなんかしたからだ////)
夫婦であるにも関わらず
優と和樹はまともにデートなど
した事もなく、車でキスを
したのすら初めてだった。
ちらりと横を見れば、いつもは
ニコニコしてるのに真剣な顔で
運転している和樹。
トクンッ・・・トクンッ・・・・
(・・・・・なんか・・・・変なの。
酔ってるからかな・・・・)
優は和樹の真剣な横顔を見て
鼓動が早くなった事を
認めないように顔を背けた。
ピーピーピ-・・・
しばらくして静かな車内に響いた
車をバックさせる音。
(・・・・・・あっもう家に
着いたんだ。)
ぼんやりしていていつの間にか
家に着いた事に気付かず驚く優。
「・・・・・着きました。」
「・・・・・うん。」
「「・・・・・・・・・・・・」」
車を車庫に入れて和樹が優に
声をかけたが、返事をしても
動かず無言になる2人。
「・・・・・・優さん。」
「・・・・・・なに。」
和樹が名前を呼ぶので優は顔を
運転席に向けた。
「・・・・・さっきの続きしていい?」
「・・・・・そんなの聞かないでよ/////」
「・・・・すみません」
ちょっと気まずそうに和樹は
照れる優にキスをした。