『主夫』だって『恋』してますけど何か?
「おはようございます。」
自分の会社に出勤した後、
資料などを持って直ぐに優が
向かったのは藤堂が勤める会社。
マリンとの約束を守れなかったのも
この会社の担当をしているからだ。
仕事相手になってから、
ほぼ毎日この会社と、
会社が買収した百貨店を訪れていた。
「高松さん。おはよう。」
会議室で先に座っていた藤堂が笑顔で挨拶してきた。
必然的に今回の相手側の
担当者である藤堂とは
ほぼ毎日顔を合わせなければいけない。
藤堂は昔から仕事には真面目で
出来る人だったので、仕事相手
としては有り難い担当であったが
優は過去の関係もあり、
あまり関わりたくはなかった。
仕事相手として再会した初日に
いきなりキスをされ、優に
キスマークまで付けた藤堂。
その3日後には強引に呼び出され
指輪を渡された。
(あれから何もされてないけど・・・・)
優には藤堂が何をしたいのか
さっぱり解らなかった。