『主夫』だって『恋』してますけど何か?
「・・・長かったなぁ。」
散々部長に怒られた後、
反省を兼ねてミーティング室で
コーヒーを飲む藤堂が言った。
「・・・すみません。
巻き込んで。」
優はコーヒーには手をつけずに謝る。
「あ〜もう謝るなよ。
またあの薄らハゲ部長の顔が浮かぶ。」
(薄らハゲ部長って・・・)
藤堂が部長の愚痴を
言ったのを初めて聞いた。
確かに部長は頭が薄い。
「あっ今お前共感しただろ。」
藤堂がニンマリ笑う。
(・・・・今日の事、怒らないのかな。)
優は思った。
反省する為にミーティング室に
来たはずなのに、藤堂は全く
そんなそぶりは見せない。
コーヒーを飲みに来ただけとゆう感じだ。
「・・・・怒らないんですか?」
余りに普通の藤堂に優は聞いた。
「まだ怒られたいの?」
藤堂は笑う。
「・・・そうゆう訳じゃ。
でも私のせいで迷惑かけたのに。」
「・・・・新人が初めっから
上手くいってもらってもな。
で?なんでお前、喧嘩売ったの?」
「・・・・女の話しは
聞かないって言われて。
初めは我慢してたんですけど
私次第では聞いてやっても
いいっていわれて。」
「お前次第って・・・・」
「夜なら話し聞くって言われました。」
優は俯いた。