『主夫』だって『恋』してますけど何か?
「・・・・・優。」
誰もいないハズのオフィスに
自分を呼ぶ声が響き驚く優。
「・・・・・藤堂さん。」
優は少し戸惑いながら
名を呼んだ。
「お前、またやったんだって?
さっき部長から電話があったよ。
いくらなんでもビンタはやばいだろ。
さすがの俺も
カバーしきれないんだけど。」
そう言いながら窓際にいた
優に近づいてくる藤堂。
「すみません・・・・堪えられなくて。
女なんかに産まれなきゃ良かった。」
優は窓の外を眺めながら
悔しそうに言う。
「そう?いいと思うよ。」
グイッ・・・・・
「・・・・・・ちょっと!?・・・藤堂さん・・」
窓際にいた優の前まできた藤堂は
窓の外を眺める優の横顔を
右手で引き寄せた。
驚いた優が抵抗する前に
藤堂の顔が優の顔に近づく。
いつの間にか藤堂の左手は
優の腰に回されていた。