『主夫』だって『恋』してますけど何か?


藤堂とは今もオフィスで
体の関係をもつ優。


男は嫌いなままだが、仕事では
ただ突き放すのではなく
男を利用すればいいと気付いた。



容姿端麗な優が微笑めばすぐに
イライラしていた部長も顔を赤くする。



(男って馬鹿だ・・・・
・・・こいつ以外は。)

優に男を利用する事を
気付かせた張本人を睨む。


「・・・・あんま見つめるなよ。
皆の前でキスするぞ。」

藤堂が優にしか
聞こえないように言った。


「・・・・・・///////」

優は何も言い返せずに
自分のデスクに戻る。





「優〜、あんた最近
藤堂さんと怪しくない?」

休憩時間、茜が優に疑いの
眼差しを向けた。


「そんな事・・・・ない。」

優は思わず顔をしかめた。


「・・・・・やっぱりなんかあるな。
まぁ、あんだけのイケメン
中々いないよね〜
さすがに男嫌いの優さんが
藤堂肇に落とされる日も近いかぁ〜?」

茜はニヤつく。


「ないから!冗談じゃない。
あんな・・・・」

優は顔を赤くした。


「・・・・・・あんな?」

茜は優が言いかけた事が気になる。


「・・・・・何でもない。」


「何よそれ!
言いかけた事はいいなさい!」

茜は怒る。



優は藤堂との関係を
思い出してしまい
顔を赤くして黙ってしまった。



(言える別けないじゃない・・・・)

優は問いただす茜から
逃げるように仕事に戻った。



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