『主夫』だって『恋』してますけど何か?
「・・・・あのオヤジにどこ触られた?」
藤堂は優と鼻先が
くっつく距離で聞く。
「・・・・・・・太股・・・・」
かなり怒りに満ちた瞳を
向けられた優は正直に答えた。
ビクッ・・・・・
藤堂は優の太股を手で撫でる。
「・・・・お前は、誰にでも感じるの?」
藤堂はそう言うと優と唇を重ね
強引に口内に舌を侵入させた。
優は答えられないので首を振る。
「・・・・・フッ・・・・・ンッ・・・・・」
藤堂は激しいキスを続けた。
「・・・・外でヤラレんのも好きな訳?」
やっと離れた口からは
どちらのものか解らない糸が
路地の明かりに照らされて怪しく光る。
「・・・ハァッ・・・ちがっ・・・・」
「淫乱・・・・・」
そう呟くと、藤堂は優の身体に触れる。
弄られて熱くなる体。
路地裏で誰が通るかも
解らないのに、今目の前にいる
藤堂の事しか考えられなくなる。