『主夫』だって『恋』してますけど何か?


「・・・・あのオヤジにどこ触られた?」

藤堂は優と鼻先が
くっつく距離で聞く。



「・・・・・・・太股・・・・」

かなり怒りに満ちた瞳を
向けられた優は正直に答えた。



ビクッ・・・・・

藤堂は優の太股を手で撫でる。


「・・・・お前は、誰にでも感じるの?」

藤堂はそう言うと優と唇を重ね
強引に口内に舌を侵入させた。


優は答えられないので首を振る。



「・・・・・フッ・・・・・ンッ・・・・・」
藤堂は激しいキスを続けた。



「・・・・外でヤラレんのも好きな訳?」

やっと離れた口からは
どちらのものか解らない糸が
路地の明かりに照らされて怪しく光る。


「・・・ハァッ・・・ちがっ・・・・」

「淫乱・・・・・」

そう呟くと、藤堂は優の身体に触れる。


弄られて熱くなる体。


路地裏で誰が通るかも
解らないのに、今目の前にいる
藤堂の事しか考えられなくなる。



< 265 / 532 >

この作品をシェア

pagetop