『主夫』だって『恋』してますけど何か?
----金曜日・・・・・
いつもの通り仕事をこなす優。
昨日の接待の相手とは、
上手く契約が決まったらしい。
朝、部長に藤堂と優は
呼ばれて褒められた。
(・・・・いったいこの人は
佐々木社長に何を言ったんだろう。)
褒められた中心は藤堂で
部長は彼の肩を叩きながら
かなりご機嫌だった。
「おい優。夜忘れるなよ。
19時に××駅の時計台の前な。」
仕事中に、藤堂が言った。
(・・・・・皆いるのに!)
優は焦って周りをみたが
皆仕事を続けて別段
気にしていない様子だ。
ホッ・・・・
「・・・・・優ちゃ〜ん♪」
優が周りを確認して安心した所で
背後から聞き慣れたテンションの
高い女の声がした。
ビクッ・・・
「茜・・・・・」
ビックリして振り向くと
にやけた顔で茜が立っていた。
「藤堂さんと夜に
約束あるみたいねぇ〜?」
茜はトイレに優を
引っ張って行き、問い詰めた。
「・・・・別に一緒に食事するだけよ。」
優は茜と目を合わせずに言う。
「ふぅん・・・まだしらを切るか。
最近、藤堂さんと優が手を繋いで
歩いてるの見たって人が
いるんだけどなぁ♪」
「!?嘘っ!!!誰?」
優は焦った。
「・・・・ふふふっ♪
ひっかかった〜!!!」
満足げに笑う茜。
「なっ・・・・・//////」
優は愕然とした。
(・・・・・茜の嘘に騙されるなんて・・・・・)
優は頭を抱えた。