『主夫』だって『恋』してますけど何か?
「・・・そんな。
藤堂さんには沢山女がいるでしょ。」
優は藤堂から目を逸らす。
「酷いねお前。
俺お前に手をだしてからは
誰とも遊んでないよ。」
藤堂は苦笑いする。
「私に手を出してって・・・・
1ヶ月ちょっとじゃないですか!」
怒る優。
「ははっ・・・そうだな。
俺にしたらすげ−事なんだけど。
てか、お前は遊びじゃないから。
一人に絞りたいって思ったの
お前が初めてだよ。」
そう言って、優とおでこ同士を
くってけた藤堂。
(・・・・・・何よそれ。
遊んでたの認めてるし。
こんな軽い人なんてダメ・・・・・・)
そう考えつつも、目の前にある
藤堂の顔を見ると恥ずかしい。
優は思わずくっつけられた
おでこを離して藤堂の
胸元に顔を埋めた。
「・・・・なぁそれはOKって事?」
藤堂は自分の胸元に顔を
埋めた優の頭を撫でる。
「・・・・・・ちっ違うっ////」
優は慌てて顔を離そうとしたが
藤堂に頭を抑えられて
結局埋めたままになる。
「・・・・・・・・今お前の顔見たら
我慢出来なくなるからそのままでいて。」
いつになく弱々しく言った藤堂の
顔は赤いが優には見えない。
(・・・・・なんなのもうっ////)
胸元に顔がある優には藤堂の
心音のリズムが速く聞こえる。
それと同じように自分も
高鳴る胸の音。