『主夫』だって『恋』してますけど何か?
「和樹君がうらやましいよ。
優と結婚して、可愛い娘もいて。」
藤堂さんが笑って言った。
「・・・・ど〜も。」
この人は、そんな事いって
その座を狙おうとしてるから恐いよ。
「時間が戻せるなら元へ戻したいね。
そうしたら、俺が
和樹君の立場だったのに。」
主夫は御免だけどなって嫌みに笑う。
「・・・・あんたね。
いい加減にして。
時間なんて戻せる訳無いでしょ。」
優さんがキレ気味に言った。
時間が戻せるならか・・・・
俺が知らない二人の時間がある。
それは消せない。
でも時間が戻せるというならば・・・・
俺は藤堂さんに出会う前の
優さんに逢いたい。
優さんが怒ってから
藤堂さんは笑って謝り
俺には全く解らない
仕事の話しをしだした。
すげ〜疎外感。
俺はこのバー以外で
ちゃんと働いた事はない。
仕事の話しをする
優さんと藤堂さんは
美男美女でとても
いい雰囲気にみえた。