『主夫』だって『恋』してますけど何か?


「和樹君がうらやましいよ。
優と結婚して、可愛い娘もいて。」

藤堂さんが笑って言った。


「・・・・ど〜も。」


この人は、そんな事いって
その座を狙おうとしてるから恐いよ。



「時間が戻せるなら元へ戻したいね。
そうしたら、俺が
和樹君の立場だったのに。」

主夫は御免だけどなって嫌みに笑う。


「・・・・あんたね。
いい加減にして。
時間なんて戻せる訳無いでしょ。」

優さんがキレ気味に言った。



時間が戻せるならか・・・・



俺が知らない二人の時間がある。



それは消せない。



でも時間が戻せるというならば・・・・
俺は藤堂さんに出会う前の
優さんに逢いたい。





優さんが怒ってから
藤堂さんは笑って謝り
俺には全く解らない
仕事の話しをしだした。


すげ〜疎外感。


俺はこのバー以外で
ちゃんと働いた事はない。



仕事の話しをする
優さんと藤堂さんは
美男美女でとても
いい雰囲気にみえた。



< 306 / 532 >

この作品をシェア

pagetop