『主夫』だって『恋』してますけど何か?


「和樹って犬みたいですよね。
中学の時、部活帰りに毎日
家の前に来て顔見せて帰るから
忠犬ハチ公みたいだなぁって
ずっと思ってました。」

小夜子は優さんに向けて言う。



なっ・・・・小夜子の奴、
俺の純粋な行動を
ハチ公呼ばわり・・・



「・・・・そうね。
今も毎日懸命に朝と夜、
玄関で私の送り迎えしてくれてるわ。」

営業スマイルを
小夜子に向けた優さん。



優さん・・・・
優さんまで俺の行動を
ハチ公として認識してるの?



「やっぱり!
変わってないんだなぁ和樹。
私、そんな和樹が
好きだったんだよね。」

小夜子は昔と変わらない
無邪気な笑顔を俺に向け言った。



何を今更・・・・


不意打ち過ぎて、昔の話しなのに
思わず照れてしまった。



優さんから言って貰いたい
一言なのになぁ・・・・




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